🦷ラバーダムについて🦷
【🦷虫歯やセラミック治療の時のラバーダムについて🦷】
当院では虫歯やセミラック治療時に必ずラバーダムを歯に装着して行います。
ラバーダムとは写真にもあります通り、歯にクランプと呼ばれるクリップを装着してゴムのシートを張る治療方法のことを指します。
🦷ラバーダムのメリット🦷
⭐️虫歯の削りかすが喉もとに流れない
⭐️歯に唾液が付かないので、その後に歯に付ける詰め物の接着力が強くなる
⭐️治療部分周囲の湿度を下げられるので、詰め物の接着力が高くなる
⭐️舌やほっぺの粘膜、唾液など治療にとっては邪魔になるものが見えなくなるのでより歯に集中した治療が可能となる
などが挙げられます。
最近では根っこの治療をするときに、ラバーダムをする医院が増えてきましたが、まだまだ国内では少ない状況と言えます。ましてや虫歯、セラミック治療時のラバーダム使用医院はかなり限られると思われます。
当院では、国内でそのような状況にも関わらずなぜ行うかと言うと、治療の成功率を上げられるからです。
歯は臓器です。一度削ったら二度と戻りません。そのために予防を軸とした医療を通じて将来になるかもしれない病気の数を減らし、それでも必要になってしまった治療に関しては精密に行うという方針を取っています。
その一回を手を抜いてしまうと10年後の患者さんが困ってしまうことを我々は実感しています。
歯科では些細なこと全てが患者さんの「みらい」につながっているのです。
患者さんに取って1番良いことはなんでしょうか?
我々はそれを問いながら日々診療に向き合っています。